個人情報保護マネジメントシステム(PMS)の第三者認証制度では、
Pマークが独擅場です。
しかし、1998年に導入され、20年近くが経過し、
審査が難しい、取得範囲が硬直的、審査料金が高いなど、
現制度の問題点が顕在化してきました。
これらの問題点を解決するため、
Pマークに代わる認証制度がいくつか誕生しました。
Pマークに代わる認証制度の有望株である
JAPHICマーク(ジャフィックマーク)
JAPHICマークには、以下のメリットがあります。
●審査基準が経済産業省ガイドラインを用いるため、
透明性の高い審査ができること。
●審査料金が比較的安価であり、
小規模企業にとっては費用対効果が高いこと。
●部門単位での取得が可能であるため、
ムダなくムリなく運用ができる。
JAPHICマークは、2009年に導入されたばかりで、
認証実績は数百社と少ないですが、
ISO審査機関を巻き込みながら、
支援体制が急激に拡大しつつあります。
また、防衛省をはじめ、
一部の地方自治体の入札要件に認められており、
信頼性もPマークと遜色はありません。