市場規模や企業規模を読むときに売上だけで見ると間違える。
なぜか?
何の数字が売上に出てきているかを意識する必要があるからだ。
例えば、不動産を自社で1件仕入れて売却するのと不動産を1件仲介した場合を比較すると
どちらも1件で変わりはないが、売上の金額が大きく異なるからだ。
自社で仕入れて売却した場合は、売却金額が売上になるが、仲介した場合は、仲介手数料が売上になる。
ほとんど同じことをしていても売上が大きく異なることになる。
また、パチンコ業界のように一定割合を顧客に還元することが決まっているような業界もある。
一定割合は顧客に還元することが決まっているのに、売上に計上されているのは顧客が払った金額であり、その金額で判断しようとすると、大きく判断を誤る可能性がある。